のぼりの役割はまずなんといっても、お客様の目をとりあえず引きつけることにあります。
のぼりでひとまず関心をキャッチすることができれば、宣伝したい商品や
サービスの方に自然と目を向けてもらえるからです。
そのために一番必要なことは「わかりやすさ」です。
何をあらわそうとしているのぼりなのかがぱっと直感的に認識できるものであることが大切です。
のぼりはたいてい通りすがりに見るものであり、そこで立ち止まってじっくり見てくれる人は
まずいないからです。
道路沿いに立てる場合などは特に、走っている車から見ても認識されやすいものである必要があります。
わかりやすくするためには、当然のことながらデザインが重要です。
見る人に訴えたいポイントを絞り込み、思い切ってシンプルにした方が、
目を引きつける効果は高くなります。
言葉数が多すぎたり、使っている色の数が多すぎたりすると、ごちゃごちゃした
印象になりがちで、何を伝えたいのかがわかりづらくなってしまいます。
その点、シンプルですっきりしたデザインにしておくと、何を伝えたいのかが
一瞬にして目に飛び込んできやすくなります。
また、素材や置く場所によっては風にはためく可能性があります。
風にはためいて動いている状態でも、シンプルなデザインであれば
何が書いてあるのか読み取りやすくなります。
逆にごちゃごちゃしたデザインだと、風にはためいている状態では
とても読み取りづらくなってしまいます。